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XRCDで久々にトスカニーニの凄演に電撃的なショックを受け、LPで持っていたものを6枚、CDで買い直した。
ヴェルディ: レクイエム 管弦楽名演集 オペラ序曲集 ヴェルディ名演集(2枚組) ロッシーニ序曲集
いずれも極めつけの名演だが、中でもヴェルディのレクイエムは、トスカニーニのヴェルディとしては意外なくらい歌手が良く(ネルリ、バルビエリ、ディ・ステファノ、シエピ。。トスカニーニが「テノールはディ・ステファノでなければ嫌だ」と譲らず、実現し、リハーサル中ゴキゲンだったという話は有名である)、演奏も素晴らしい。特に、「サンクトゥス」は、「鮮やか!」としか言いようが無い。
管弦楽名演集は、これも物凄い「スケーターズ・ワルツ」、「詩人と農夫」序曲を含む。
オペラ序曲集は、シノーポリで弾いた思い出の「運命の力」序曲。迫力は勿論、よく歌う「シチリア島の夕べの祈り」序曲を含む。リハーサル録音で、トスカニーニが「カンタ!、カンタ!」と叫んでいたのを思い出した。
ヴェルディ名演集には、オペラ序曲集に入っていない「ルイザ・ミラー」序曲の超名演の他、トスカニーニのヴェルディの真髄、イタリア第二の国歌とも言える「ナブッコ」より「行け、我が思いよ、金色の翼に乗って」が入っている。この合唱こそ、トスカニーニの全てのヴェルディの原点である。その他、「リゴレット」第4幕(リゴレット役は、懐かしいレナード・ウォーレン)、「オテロ」の通常演奏されないバレエ音楽、イギリス、フランス、イタリア国歌に加え、「インターナショナル」、アメリカ国歌まで入った戦時色(録音当時連合軍側だったアメリカとソ連)を感じさせるカンタータ「諸国民の賛歌」など。
最後にロッシーニ序曲集。弩迫力の「セミラーミデ」序曲、「ウィリアム・テル」序曲を含む。まさに十八番。他にも「セビリアの理髪師」など名演オン・パレード。
久しぶりにトスカニーニを集中的に聴いて、先日のフルトヴェングラーと共に、20世紀を代表する指揮者であるばかりか、録音が残っている巨匠の中でも抜きんでた名指揮者だった事を再認識した。本当に素晴らしい。これを機会に、お読みの皆さんにも是非聴いて欲しい。
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