History 2006年後半
History 2006年前半
History 2005年後半
History 2005年前半
History 2004年後半
History 2004年前半
History 2003年
|
死刑判決が出た。死刑制度賛成の人や、死刑執行を望む被害者の遺族たちは、死刑制度と人権について考えたことがあるのだろうか。執行人の苦悩を慮ったことがあるのだろうか。他人が手を下すから自分は苦しまなくて済むと考えるのであれば、それは大きな間違いである。
死刑執行が決まったら、絞首台の床を落とすハンドル操作は被害者遺族が行うという法律ができたら、いったい何パーセントの人がハンドルを引けるだろうか。ましてや裁判も人間が行う以上、誤審もある。誤審の冤罪被害者を殺した執行人や被害者の心には、一生癒えない傷が残るはずである。
日本政府が死刑制度反対の方向に動かないのは、「政府は国民の命も奪うことができる」という極限の権限を守ろうとする動きを守る心理に他ならない。
日本国民には、昔の神話から続く「仇討」の精神が根付いている。しかし、世界の先進国を目指すのであれば、死刑制度は廃止するべきである。日本国民は、もう一歩、大人になるべきである。死刑で犯人が死んでも、殺された被害者は帰ってこない。結局やりきれない思いが残るだけである。
犯罪者に被害者と同じ苦しみを味あわせたいという気持ちは、幻想である。火あぶりや張りつけ獄門ならともかく、現在行われている絞首刑は、最も苦しみが少ない死に方とされ、殺人事件で多い、首絞めや、殺傷よりも比較にならないほど楽なのである。死刑でなくとも、例えば癌で死ぬよりも遙かに楽なのである。
現在の「無期懲役」は、20数年も経てば仮釈放になる。このような仮釈放無しの本当の終身刑があれば、死刑制度は必要なくなるし、執行人の苦悩も無く、犯罪者が再び犯罪を犯す可能性も無くなる。一生懲役で働かされたら、これはたまったものではない。少なくとも死刑よりはましだし、犯人は心から反省して刑務所で生涯を終えるだろう。この方が余程建設的だと僕は思う。
|
■Trackback Ping URL
これは偽物で外国のスパマー向け。本物は下の方に有ります。
http://www.korngold.jp/bloq/trackback.cgi?20070426173313
■コメント
■コメントを書く
■この記事へのトラックバックURL
こちらが本物です。 http://www.korngold.jp/bloq/blog.cgi/20070426173313
|
|