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あまり長文にはしたくないし、ヴァイオリンを弾く者として書いてはいけないのかもしれないが、もう何十年も気になっている事なので、簡単に書こうと思う。
NHK交響楽団の演奏は、どうしていつもつまらないのだろうか。まず指揮者、一流の指揮者を迎えているが、超一流ではない。金に糸目をつけず、世界の超一流指揮者を迎えればN響の演奏も変わるのだろうが、国家予算と受信料で成り立っている以上、これは出来ないのだろう。
自分はN響で弾いた経験は無いので一概には言えないが、かつてマタチッチが振って決定的名演とされたブルックナーでも、響きは、貧しい日本のオケだった。
N響のプレーヤーの人たちは、自分がN響のプレーヤーである事に、もちろんプライドを持っていると思うが、これが少しずれている気がするのである。日本のトップオーケストラのプレーヤーである事は、日本では自慢できても、海外では通用しない。実際演奏でかなわないのだから反論は出来ない筈である。
あれほど厳しいオケの雰囲気作りと入団審査を行っても、決して世界の一流になれないN響。この病気の根は深い。N響に魅力的な演奏を望む気持ちは、もう完全に失せた。日本という国土そのものが持つ良さと悪さを全て持っているオーケストラ、それがN響である。ファンに出来る事。それはN響のコンサートに行かない事である。あんな演奏、何の価値も無い。行っても行かなくても同じである。
お金は大切である。無駄遣いはしないに越したことは無い。今、N響アワーを聴きながら感じた事である。それに、チェリビダッケのCDを聴いた後だけに、余計気になった事である。
NHK の番組は好きだが、こんなに凄い番組を作れるのであれば、その予算をもう少しオーケストラにも向けてほしいものである。
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