2011年4月アーカイブ

 何気なくヤフオクの真空管カテゴリを見ていたら、聞きなれないブランドの真空管が安価に売りに出されていた。Zaerix6SN7GT。

 Zaerixなんて聞いたことないぞ。なんでもイギリスのメーカーらしい。今時珍しい新品元箱なのに、誰も入札する気配が無い。というわけで、難なく落札。

 今日届き、実物を手にしてみると、造りもよさそう。アンプに差して音を出してみたところ、立派な音である。これは掘り出し物であった。

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 WaveLab のバージョンが 7.1.0 になり、早速インストールした。

 バグフィックスの他、ユーザーインターフェースが若干変更されており、さらに使いやすくなった。そのかわり、起動には時間がかかる。いずれ改善されるだろう。

 EAT300Bという「飛び入り」は有ったが、僕のメインはやはりゴールドライオン。となると、予備の球が欲しい。先日のTRONALのように、突然死する事があるから。

 しかし、ヴィンテージサウンドには在庫が無く値段も高い。円高でもあるし、残された道は「個人輸入」しかない。というわけで、真空管の個人輸入を試みた。ヴィンテージサウンドで買うと、ペアで54000円もしたのに、僕が選んだ店、thetubestore.com では、約330ドルで買えるのである。

 さっそく注文。ショッピングカートに入れてレジに行って住所などを書くだけ。簡単である。そしたらすぐにメールが来た。UPS便で送料52ドルとの事で、同意して欲しいとの事。すぐに返事を書いた。そしたら翌早朝、「送った」というメールが来て、なんとその翌日の夕方に届いた。は、速い!受け取り時に輸入消費税700円を払った。

 初めての真空管個人輸入は、文字通り大成功に終わった。その後調べたところ、海外サイトでも日本語で注文できるサイトが有るようだ。感想は、海外サイトの方が遥かに安く現役球が手に入る。それにヴィンテージサウンドの値付けの高さである。

 ヨーロッパ生まれ。本家WEの伝統の下、ヨーロッパ各国が参加し、大胆に新技術を駆使して新たに設計、入念に製造された「最新の」300B。

 海外の通販サイトでは話題になっていたのだが、値段がペアで1200ドル前後。ちょっと手が出せなかったのだが、ネットを調べたところ、この球を最も安価に購入できる国は日本であった(限定)。そこで購入。

 さっそくアンプに差してみたのだが、音を出して驚いた。ゴールドライオンなど比較にならない、本家も超えるのではないかという凄い音。

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メーカーの謳い文句をコピペしておく。

MADE IN EUROPE!?

そうです。EAT(Euro Audio Team)はオーストリア、ドイツ、スイス、チェコ共和国、英国を拠点とするインターナショナルな真空管メーカー。まさに“メイド イン ヨーロッパ”なのです。

最終的なアッセンブルや音の評価はスイスで行なわれますが、ほとんどハンドメイドで丁寧に作りこまれるEATの製品は1本1本データを添付して送り出され、採用した各国のハイエンドメーカーからも高い評価を得ています。

ベース部や陽極などに特殊な素材を採用し、ゴールドピンへの配線は銀ハンダを使用するなど、音へのこだわりは隅々まで徹底したもの。その自信と誇りを込めて真空管内部には製造番号が掲げられます。

海を渡ったWEから綿々と続く歴史と現代技術の粋を融合させた、まさに今のヨーロッパを象徴するかのような魅力を持つ“最新の”真空管です。

 クレーン車が児童に突っ込み6人が死亡した事故。「眠っていた」との事だが、不自然な点が多い。

 「ナルコレプシー」という病気が有る。突然眠ってしまう「眠り病」なのだが、その疑いはないのか。その場合、責任能力はどうなるのか。

 今後の成り行きに注目したい。

 今日も「東芝」は無かった。しかし、東芝のCMはあった。一体どうなっているのか。

 一向に進展しない福島原発事故。このまま永久に放水を続けるわけにもいくまい。避難地域はどんどん広がり、被爆者も増える。命がけで作業にあたっている方々には頑張ってほしいが、福島原発は一体どうなるのか。

 いずれ東京にも放射能が飛んでくるのだろう(既に少しは飛んできている)。今後が心配だが、現状では東京と心中するしかない。いずれ、東京にも避難命令が出るかもしれない覚悟だけはしておこう。

 僕の現用アンプだが、実によく出来たアンプである。まず、整流はダイオード。真空管に対する優しさでは整流管の方が良いのだが、球が増えると、それだけ球選びの苦労が増える。合理的に見てダイオードにした判断は正しい。

 おまけに電源トランスが、真空管アンプでは珍しいトロイダル・トランス。頑丈にモジュール化されており、振動も発生しない上に、電源の質は最高。

 使われている球は、ポピュラーな6SN7と300Bだけだから、様々な球を選ぶ楽しみが有り、二種類だけだから、無駄な投資をせずに済む。なお、元々差さっている「Tri」と書いてある球は、中国製の粗悪品なので、高価なヴィンテージ球とまではいかなくても、せめてロシア製のまともな球に交換されることをお勧めします。音質が劇的に向上するでしょう。

 僕は、球は少し贅沢して、6SN7は、RCA5692レッドベース、300Bは、WEは超高価でとても買えないので、ロシア製のゴールドライオン300B。これでも音は中国球とは雲泥の差で、今のところ満足している。

 終段の回路は、球に優しい自己バイアス。これなら、往年のWE球などにも優しい設計。それから、直流点火か交流点火かはわからないのだが、球を差し替えてもハムが発生しない上にハムバランス調整も不要。

 ふたを開けて中を見ると、高品位なパーツがふんだんに使われており、美しい手配線。これで実勢価格が13万円前後とリーズナブル。

 と、トライオードというメーカーは、実に良心的で優れたメーカーである。このアンプとは長く付き合う事になりそうである。

 オーディオケーブル(ピンケーブル)もピンキリである。安いものは数百円、高いものになると1m数万円なんてものもある。ここではっきりさせておきたい。僕が使っているものは、Classic Pro Audio Link Cord Series。1mが400円、2mが500円である。タフなプラグが使われており、ケーブルの品質も立派。それで安い。いい事ずくめである。サウンドハウスで買える。

 なぜ高価なものが高いかというと、純度の高い無酸素銅(OFC)を使っているからである。しかし、はっきり言う。しっかりと作られたケーブルであれば、銅の純度など無意味である(もちろん、ある程度のレベルは必要だが)。6Nとか8Nのケーブルに何万円も投資しても、音は変わらない。0.0001%の純度の差を聴き分けられる人などいない。

 オーディオ店の店員の口車に乗せられて、無駄遣いをしない事を切に願う。

 それは、ピンジャックである。普通のメッキと金メッキは選べるのだが、構造は圧着のちゃちなもの。最近になって、マランツ#7回路プリアンプのプリアウト端子で、接触不良が時々起るようになった。

 交換は面倒だし、同じピンジャックが手に入るかどうかも分からない。どうしたものか。

 病院で熱を測ったら、38度4分。インフルエンザの疑い有りという事で検査に。検査の結果は、インフルエンザではなかった(ホッ)。薬がたくさん出た。しばらく大人しくする羽目になりそうである。

 どうも風邪をひいてしまったようだ。1000円の栄養ドリンクを2本飲んだが効き目が無い。今日は病院行きだな。インフルエンザじゃなければいいんだけど。

 まず、被災者の皆様に、心より、お見舞い申し上げます。また、不幸にして亡くなられた方々のご冥福を、お祈りいたします。

 早いもので、あれから一か月である。被災者の皆様にとって、この一か月は長かったのだろうか、短かったのだろうか。家を失った人、家族を失った人など、心中を察すると、やりきれない気持ちになる。

 出来るものなら現場に飛んでいきたい気分だが、僕が行っても足手まといだろう。こまめに寄付を行う事で、一日も早い復興を祈ろうと思う。

 頑張れ!東北!

 震災と無関係ではないだろう。しかし、「サザエさん」といえば東芝。昔は東芝の独占だった。それが東芝と「ご覧のスポンサー」に変わり、今日は、味気ない声で「ご覧のスポンサー」だけ。これはテレビアニメ界の大ニュースである。

 なけなしの金を使って買った新しいCDプレーヤーSA-11S2、30万円強、いやあ、素晴らしい音である。しかし、上には上が有る。エソテリックやリンには、100万円を遥かに超えるプレーヤーが有る。一体どこが違うのか。

 まず、トランスポート。これは、パソコンの40倍速ドライブでもノーエラーで読み取るドライブが一万円程度で買えるから、完全に進歩が止まっている。となると、D/Aコンバータか。これは、ICを何個使おうと、値段はたかが知れている。となると、アナログ増幅回路。これは確かにディスクリートで組むと音はいいが高くつく。また、半導体部品にはバラツキが有り、そのセレクトを行うと、人件費もばかにならない。それでも100万単位にはならないだろう。ちなみに現在発売されているCDプレーヤーの99%はICであろう。となると、電源、これは今やトロイダル・トランスは常識。しかし、物量作戦で強力な電源にすれば、確かに音は良くなる。電源に関しては、「過ぎたるは及ばざるがごとし」は無い。しかし、トランスは重いパーツ。大きくなると、それだけ重くなり、超重量級のプレーヤーになる。

 オーディオ機器は、楽器と似た面を持っている。手作りのオーディオは、作った人の魂が宿る。それが音にも現れる。確かに昔、友達に聴かせてもらったリンのCDプレーヤーの音は素晴らしかった。きっと、凄腕の技術者が手作りしているのであろう。超高価なオーディオの値段の内訳は、人件費(技術料)、でなければボッタクリだと思われる。実際、僕が使っているパワーアンプ、トライオードTRV-A300SEの裏蓋を開けて中を見ると、高品位パーツに見事な美しい手配線で、それでいてリーズナブルな価格を実現しているトライオードは、良心的で立派である。

 ステレオの事である。今回のCDプレーヤー交換で、システムに核ができた。以下列挙する。

CDプレーヤー:マランツSA-11S2

プリアンプ:自作マランツ#7回路。三栄無線のキットSP-77を組み立て。パーツは医療用や宇宙工学用から厳選。球はテレフンケン12AX7 ◇マーク 17mm long smooth

パワーアンプ:トライオードTRV-A300SE、球は、ドライバーがシルヴァニア6SN7WGTA(6SN7軍用管)、終段がゴールドライオン300B(ロシア製)

スピーカーシステム:往年の名ユニット、コーラル4A-70(アルミダイキャスト・フレーム、アルニコ・マグネット、特殊強化紙、コルゲーション・エッジ、ジュラルミンキャップ)を、市販のエンクロージャーに入れたもの。ユニットがいいので、現在でも十分通用する音。二個で3万もしないシステムだが、音を聴いた人は一様に驚く。

ヘッドフォン・アンプ:オーディオ・テクニカAT-HA5000

ヘッドフォン:オーディオ・テクニカATH-W1000

 こんな感じで、音楽を楽しんでます。

 1987年1月、ジュセッペ・シノーポリがフィルハーモニア管弦楽団と共に来日したのだが、その合間に、桐朋学園にやってきて、非公開授業を行った。曲目はヴェルディの「運命の力」序曲。僕も第一ヴァイオリンを弾いていたのだが、この時のシノーポリの指揮は、まさに魔術であった。オーケストラの響きがどんどん磨き上げられてゆく様子は、「音楽の友」誌で詳細に報道され、この模様はドイツ・グラモフォンが録音、ちょうど発売されたシノーポリの「運命の力」全曲盤に、初回プレス特典として添付された。もう二度とこの録音が世に出ることはないだろう。というわけで、ここで公開することにした。返す返すも、シノーポリの早逝が残念でならない。

ヴェルディ「運命の力」序曲

ジュセッペ・シノーポリ指揮桐朋学園オーケストラ

 ドラティが1975年に決定盤を録音以来、出る新譜出る新譜にことごとく失望させられ、先日もラトルの新盤に失望したばかり。ドラティを超える演奏は永遠に表れないかと思っていた昨今、友達に勧められてゲルギエフ盤を買い、聴いてみた。

 感動した。ドラティを100点とすると、ゲルギエフも100点。どちらがいいとは言い切れない。ゲルギエフ盤はロシア色が濃いが、非常に洗練されており、完成度が高い。

 ドラティの呪縛から、ようやく解放された。

 最近ステレオを聴いていて思ったのだが、どうも音のボトルネックがCDプレーヤー(マランツSA8003)のような気がしてならない。確かに300Bシングルアンプには役不足である。そこで思い切って新しくCDプレーヤーを購入した。

 買ったのは、やはりマランツ(どうも、CD-34以来、CDというとマランツという固定観念が出来上がっている)のSA-11S2。SA8003とはランクが違う。音はどうかというと、最初こそ固かったが、交響曲一曲聴いたころになると、もうSA8003なんて目じゃない音に変わっていた。

 型落ちとの事で、比較的安く入手した。それでも大金である。音楽に満たされた生活を送りたい。

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