おなじみラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。CDを調べていくと、まず目に付くのがラフマニノフの自作自演、これは、ラフマニノフが絶賛したストコフスキーとの共演で、演奏も素晴らしいが、いかんせん録音が古い。これを忠実に現代に蘇らせたのがアシュケナージ。アシュケナージには数種の録音が有るが、結局、最初のコンドラシンと共演した盤が最高の出来だった。
ところが、それら全てに冠絶する名演が存在しているのである。巨人リヒテルである。打鍵の強靭さ、濃厚な表現のロマンティックさ、すべての面で、原作を超えているのではないかとさえ思える演奏。この録音は、よくオーケストラが薄いと言われるが、確かに超一流の響きではないかもしれないが、リヒテルの変幻自在のソロによく付けているという意味ではブラヴォーである。
モノラルで全曲公開しようかとも考えたが、これはバリバリの現役盤なのと、ステレオでないと真価が伝わらない可能性もあるので、1楽章と3楽章のサワリをステレオで公開することにした。これで、この演奏の素晴らしさが認知され、CDの売り上げが上がればと祈っている。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番


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