ここで紹介する2組の音楽アルバムは、いずれも僕が生まれた時から家にあったものである。ハリー・ベラフォンテ。今の人には『ウィ・アー・ザ・ワールド』を送りだした『USAフォー・アフリカ』の提唱者と言った方がわかりやすいかもしれない。黒人歌手&エンターテイナー。そのハスキーで張りがあり力強くて人間的な歌声に、幼少時の僕は虜になった。また、エンターテイナーとしても、バンド、コーラス、挙句の果てに客まで1人でまとめ上げる芸の素晴らしさに唖然とした。この2組のアルバムから僕の音楽性が形成されたことは想像に難くない。
1組目は、今や伝説になっている1959年のカーネギー・ホールライヴ、もう一つは、ベラフォンテの歌とコーラスだけによるスピリチュアル集。スピリチュアル(黒人霊歌)は、奴隷時代の黒人たちの魂の声である。
いずれも、今でもステレオのCDが入手できる(こことここ)が、僕が幼少時に聴いたレコードはモノーラルだった。当時はステレオ黎明期であり、ステレオで収録された録音でもモノーラルでリリースされた。なぜなら、当時はまだステレオのプレーヤーが普及しておらず、ステレオのレコードをモノーラルのカートリッジで再生すると盤を傷めてしまうからである(逆は可能だがノイズが増える)。
ここでは2組のアルバムから12曲を紹介する。ただし、モノーラルで。ステレオで聴きたい方は、CDを購入してください。カーネギー・ホール・ライヴは数種出ているが、写真のブルーのCDが最も音が良い代わりに歌詞対訳は無い。
カーネギー・ホール・ライヴより
2.ジョン・ヘンリー
3.バナナ・ボート
4.ダニー・ボーイ
スピリチュアル集より
2.Ezekiel


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