2010年7月アーカイブ

 僕が小学生だった頃、ラジオの音楽番組では日本の歌と海外の歌が同格で放送されていた。その外国の歌で人気を独占していたのが、カーペンターズである。純粋な歌詞、美しい旋律、素晴らしい歌声。どれをとっても文句のつけようのないものであった。

 そんなカーペンターズの歌で、僕が最も愛する歌が、この "Sing" である。歌う事の素晴らしさを歌った単純な歌詞だが、シンプルで誰にもわかりやすい旋律とカレンの歌声と共に、当時のヒットチャートで上位を独占していた。

 他にも聴いてほしい歌はあるのだが(トップ・オブ・ザ・ワールドとかイエスタディ・ワンス・モアとか)、ここでは "Sing" のみ、英語と日本語(来日公演ライヴ)の歌をモノーラルで紹介する。オリジナルも素晴らしいが、来日公演では日本語で、地元の児童合唱と共に感動的な盛り上がりとなった歴史的名唱である。

 ステレオで聴きたい人は、CDを購入してください。

Sing

Sing(来日公演)

 今年も孤独な夏である。先日失恋したばかり。誰でもいいから、孤独を癒してほしい。無いものねだりか。

 さて、今日は隅田川花火大会である。隅田川から遠く離れた僕の町でも、浴衣姿の美人たちが闊歩している。みんな彼氏と花火見物に行くんだろう。

 僕は、月に一度の寿司をとって、テレビで孤独な見物である。

 早くこの孤独から脱却したい。

 自分は賭け事には全く興味が無い。競馬もしかり。しかし、20年前の有馬記念は忘れない。テレビで見たのだが、まさに奇跡的な勝利。会場に響くオグリコール。アナウンサーも、ゲストも、感極まっていた。僕も感極まった。まさか競馬でこんな感動を受けるとは、夢にも思っていなかった。そのオグリキャップが逝去した。

 もうあれから20年か。昨日の出来事のように記憶が蘇る。競馬に人生をかける人たちの気持ちが、少しわかったレースであった。オグリキャップの冥福を祈りたい。

 全くブログを書く暇もない。気持ちのすれ違いがこじれて人間関係が終わってしまったり、このところ、色々あり(恥ずかしくて書けない)、う~む。僕が真面目すぎるのがいけないのか。生きていくって難しいね。女心もわからん。

 すべてにおいて悪いのは、僕の過去である。「お墓参りしてますか?」と尋ねられて、馬鹿正直な僕は、自分の過去を話してしまう。これを受け入れてもらえなければ、関係は築けないと思うから。ほとんどの人(女)は、この段階で逃げる。

 悪いのは僕じゃなく、両親なのに、どうしてこんな不条理な事を味わい続けなければならないのか。怨めしや、僕の両親。

 月が丸いと嬉しくなる。日本晴れの空にぽっかり浮いている。明日あたり満月か。明日の天気が良いように祈ろうと思う。

 今日突然携帯に、登録した覚えがない出会い系サイトから、サクラと思われるメールが大量に届くようになった。十分複雑な携帯アドにしていたはずなのに、どうやって調べるのだろう。仕方なくアドレスを変更した。

 24時を過ぎて日付が変わった。選挙も大勢が見えた。民主党は、やはり菅総理が消費税問題をほのめかしたのが敗因だろう。またねじれ国会で、フラストレーションがたまる政権政策になるのだろう。国民はストレスをため込むのみである。

 さて、これからどうしよう。寝るか、サッカーを見るか。少なくともテレビはNHK教育に切り替えて、リラックスしよう。

 真空管アンプの楽しみの一つに、同じ銘柄の真空管でもメーカーその他によって音質が違い、ソースやその時の気分で差し替えて楽しめることがある。結果的に6SN7とその互換球を七種類集めたが、この辺で終わりにしたい。

 写真は左から値段が高かった順(値段が高いからと言って音が良いとは限らないのだが)、RCA5692レッドベース、シルバニア6SN7WGTAメタルベース、旧ソ連MELZ1578、旧ソ連MELZ6N8Sメタルベース、米国タングソル6SN7GTB茶ベース、レイセオン6SN7GTB、トライオード6SN7(おそらく中国製)である。

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 最も鮮烈に音が良かったのが、MELZ1578、値段の割に期待はずれだったのが、RCA5692レッドベース、最もコストパフォーマンスが高いのが、MELZ6N8Sメタルベース(音は1578に匹敵し、値段は半分以下)とレイセオン(エージングには手間取ったが)である。

 現在真空管を製造している国は、中国と東欧諸国に限られるが、まさか旧ソ連製が最高だとは思いもよらなかった。中国や東欧諸国の球はまさに玉石混淆(悪いものが多いが安く確実に入手できるという利点は有る)だが、中には良いものも有る。

 ステレオアンプの話である。僕のパワーアンプは、終段が真空管の王者300Bシングル、ドライバー段が6SN7である。

 しかし、僕は貧乏人である。WE300Bなど買えるはずが無い。先日秋葉原で最も大きな真空管屋に行ったら、1950年代のデッドストックWE300Bが38万円だった。とても手が出せず、アンプに元々付いてきた中国製と思われるレプリカを使い続けているのだが、それなりの音はしている。

 ところが、ヤフオクで見つけたMELZ1578(旧ソ連製の6SN7最強版)を落札してアンプに差してみたら、あまりにも劇的に音質が向上したのに驚いた。今まで色々な6SN7を試したが、こんなにいい音の球は、かつて出会ったことが無い。東欧球というと、安かろう悪かろうが定説だが、これは素晴らしい例外であった。

 なけなしの金をはたいて買ったRCA5692レッドベースも全く歯が立たず、値段ははるかに安い。ソ連の底力を見た。そこで、普段使い用に旧ソ連製のナンバー2であるMELZ6N8Sメタルベースを買い、これもMELZ1578に勝るとも劣らない音で、値段は1578の半額以下。なんと素晴らしいことか。

 終段が中国製でも、ドライバー段の球で、ここまで音質が向上することは新鮮な驚きであり、以来、ヤフオクで6SN7探しにのめり込んでいった。こうなると止まらない。

 そんな中、シルバニアのメタルベース新品ペアとレイセオンの新品未開封ペアが出品されているのを見て、さっそく入札した。5000円スタートで、この値段で落とせれば丸儲け。ところが、同じ事を考える奴はいるものである。レイセオンは5000円のままだったのだが、シルバニアのメタルベースは、伝説的な名球。どんどん値段が競り上がって行き、作戦変更。

 幸い、このオークションは終了時間が今日の午前零時35分。こんな時間ならみんな寝ているだろうと思い、時間ぎりぎりで横取りしようと画策したのだが、考えが甘かった。同じ事を考える奴が再び現れ、一騎打ちに...敵もさるもの、僕が決めていた上限を超えて競り上がって行き、こうなると、熱くなった僕は誰にも止められない。遂に敵が降参し、何とか落としたが、RCA5692レッドベースよりは安いものの、予算を大幅にオーバーしてしまった。レイセオンの方は、妥当な価格で落とせた。

 6SN7ペアで何種類買っただろう。もうこの辺でオークション勝負はおしまいにしたい。賭け事で大負けしたと思えば(僕は賭け事は全くしない)、安い買い物だった。しかし、抜け出せるだろうか。またとんでもない出物が現れたら入札するかもしれない。しかし、しばし休憩である。

 写真は左から、シルバニア、レイセオンである。

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 今使っているプリアンプは、回路はマランツ#7、パーツは自分なりに吟味した最高のパーツだったのだが、今回、ラックスブランドのHi-Fi真空管12AX7が手に入り、フラット・アンプ部の球をラックスに変えてみたところ、音が激変した。詳しくはエージングが終わってみないとわからないが、この変化は尋常ではない。

 昔からアンプの音には、メーカーそれぞれの個性があり、これは真空管から半導体の変化が起きてもブランド(伝統)として脈打っている。例えばマランツ・トーン、ラックス・トーンといった具合。だから、今でもこれらのオールド真空管アンプが高値で取引されるのである。

 トランジスタ・アンプが新幹線なら、真空管アンプは蒸気機関車である。どちらにも良さがあるが、真空管アンプの音には情緒がある。数字的な性能、能率、消費電力など、あらゆる面でトランジスタ・アンプに劣る真空管アンプだが、音には独特のしなやかさ、艶やかさ、色っぽさが有る。安易に真空管に手を出すのは禁物だが、壁を越えた向こう側には、トランジスタ・アンプでは決して望めない世界が広がっているのである。

 これで僕のプリアンプは、マランツ+ラックス+自分の個性がミックスされた音になった。自作だけに愛着もひとしお。結果良ければすべて良しである。

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 下の写真はヤフオクで売りに出されていたラックスA3032プリアンプである。薄型のボディにラックスならではの技術が凝縮されており、落札してオーバーホールしたいのだが、今は金が無い。自作マランツ#7回路アンプで満足する事にしよう。

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 まずは、無事に誕生日を迎えられたことを、神に感謝したい。しかし、4度目の年男。次の年男は還暦である。

 年はとりたくない。

 ここで紹介する2組の音楽アルバムは、いずれも僕が生まれた時から家にあったものである。ハリー・ベラフォンテ。今の人には『ウィ・アー・ザ・ワールド』を送りだした『USAフォー・アフリカ』の提唱者と言った方がわかりやすいかもしれない。黒人歌手&エンターテイナー。そのハスキーで張りがあり力強くて人間的な歌声に、幼少時の僕は虜になった。また、エンターテイナーとしても、バンド、コーラス、挙句の果てに客まで1人でまとめ上げる芸の素晴らしさに唖然とした。この2組のアルバムから僕の音楽性が形成されたことは想像に難くない。

 1組目は、今や伝説になっている1959年のカーネギー・ホールライヴ、もう一つは、ベラフォンテの歌とコーラスだけによるスピリチュアル集。スピリチュアル(黒人霊歌)は、奴隷時代の黒人たちの魂の声である。

 いずれも、今でもステレオのCDが入手できる(ここここ)が、僕が幼少時に聴いたレコードはモノーラルだった。当時はステレオ黎明期であり、ステレオで収録された録音でもモノーラルでリリースされた。なぜなら、当時はまだステレオのプレーヤーが普及しておらず、ステレオのレコードをモノーラルのカートリッジで再生すると盤を傷めてしまうからである(逆は可能だがノイズが増える)。

 ここでは2組のアルバムから12曲を紹介する。ただし、モノーラルで。ステレオで聴きたい方は、CDを購入してください。カーネギー・ホール・ライヴは数種出ているが、写真のブルーのCDが最も音が良い代わりに歌詞対訳は無い。

カーネギー・ホール・ライヴより

1.序奏~いとしのコーラ~シルヴィ

2.ジョン・ヘンリー

3.バナナ・ボート

4.ダニー・ボーイ

5.マティルダ~エンディング

スピリチュアル集より

1.Wake Up Jacob

2.Ezekiel

3.Oh Let Me Fly

4.Swing Low

5.Stars Shinin'(By 'N By)

6.Oh Freedom!

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