2010年5月アーカイブ

 政権迷走、iPad 発売など、ニュースの多い今日だが、今日は個人的な大ニュースが...

 今朝は5時に痛みで目が覚めたのだが、下あごの両側奥が痛い。舌で触ってみると、奥歯の奥に異物感。何やらうみも出ている模様。何となく歯の一部のような気がする。

 僕はこの歳まで親知らずを抜いた事は一度も無い。レントゲン写真を見ると、歯ぐきの中にしっかり写っている。どうやらとうとう親知らずが顔を出したようである。

 もうしばらく様子を見て、痛みとうみが止まらないようなら、歯医者に行く羽目になりそうである。

 音が甦ったアンプで聴いているのは、何を隠そう、カルロス・クライバーのDG録音全集。CD12枚組で6700円のバリュープライス。これで「魔弾の射手」から「トリスタン」までクライバーのDG録音全てが手に入る。ただし、歌詞対訳などは付いていないので、マニア向けかもしれない。

 それにしても、たったこれだけのスタジオ録音を残しただけで世を去ってしまうとは、いかにも惜しい。いや、むしろこれだけ残っていただけでも幸運なのかもしれない。稀有の天才一世一代の録音集である。

 今日は朝からこればかり聴いている。聴いていると、来日公演で見た華麗な指揮姿が思い起こされて、何とも言えない気分になった。

 この中で、クライバーが最もクライバーらしいのは、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」である。やはりバイエルンのオケを振る時のクライバーは生気が全く違う。その意味では、1986年の来日公演全てを聴けた僕は幸せであった。他のオケ、ウィーン・フィルやドレスデンを振っているクライバーは、ややよそ行きの感を受ける。

 本音を言えば、もっと録音を残してほしかった。しかし、これだけ残っていただけでも幸せである。

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 最近、左チャンネルで歪みが目立つようになった。どうやらプリアンプのフラットアンプ部から発生している模様。フラットアンプの3本の球のうちどれかが昇天したようである。どうして?マツダなのに。ひょっとすると元箱だけは立派な中古だったのかもしれない。この際だから3本まとめて換えちゃえ!

 秘蔵球の中から選んだのは日立の通測用。1950~60年代の製品と思われる(箱の漢字が古い書体)。さて音は、マツダのふくよかな音とは異なり、引き締まったクリアな音。マツダの音は忘れ難いが、これはこれで良さが有る。エージングが進めば、図太さも出てくるだろう。

 これで、マランツ#7回路プリアンプが甦った。

 矢も楯もたまらず病院直行したのだが、処方された抗鬱剤(トレドミン、トフラニール、テトラミド)を飲んだのだが、30分後には効き始め、いつもの心理状態に戻った。今まで効いているのか効いていないのか分からなかった抗鬱剤だが、これほど顕著に効果を体感したのは初めてである。

 禁断症状は何とか乗り越えたが、この落ち込みは耐え難い。このままだと本気で死んでしまうんじゃないかとマジで不安になり、病院へ直行。抗鬱剤の処方を受けた。

 これであきらめたわけではない。完全クスリ断ちは無理だが、無駄に飲んでいる強い薬からカットしてゆき、いずれは薬をやめるという事で、今回のクスリ断ちは打ち止め。

 今のような大量の薬に支配された生活では、「健康で文化的な最低限度の生活」も出来ないと判断、クスリ断ちに挑戦することにした。

 軽い気持ちで始めたのだが、想像以上に山は高く、不眠、悪夢などで七転八倒、大変な思いをした。何とか眠れるようになったが、この気分の落ち込みは何なんだ。

 半端な落ち込みではない。今にも首をくくって死にたいくらいの落ち込みである。反面、そういう自分を冷静に見ている自分が有る。いずれにしても、これを乗り越えないとクスリ断ちは出来ない。

 魁皇関は、数少ない日本人大関として、また、同じ九州出身としても尊敬している。1000勝本当におめでとうございます!

 またも意味不明で不気味な携帯電話のコマーシャル。こんな呪文を読まされるタレントは恥ずかしくないのだろうか。「リング」はわかるが「ビントン」、「ビンディントン」に意味は有るのか。仕事と割り切っているのだろうが、それにしても趣味が悪い。ダサい。こんな気味が悪く恥ずかしいCMは即刻放送中止にするべきである。

 今も見ているのだが、この番組はどうしても好きになれない。原稿が有るのかどうかは知らないが、どうしてこんな意味の無いトークを延々と繰り返しているのか。げらげら笑う分にはいいが、それ以上の内容が全く無い。サンデー・モーニングが内容豊富なので、番組の空虚さが尚更目立ってしまう。

 最近では、「かつら」の事を「ウィッグ」というらしい。「かつら」を英語に直すと「ウィッグ」になる。ただそれだけ。「かつら」というと、ハゲが着けるものとか、時代劇のちょんまげを連想させるので、イメージを変えたいのだろうが、ウィッグだろうがイヴだろうが、「かつら」は「かつら」である。

 政府の対応の遅れは否めないが、東国原知事の記者会見での怒りは、あれはスタンドプレイだな。NHKは無視していたが、お粗末な茶番である。マスコミ相手に怒っても意味が無い。それにしても、これまでの対応に問題なしとした赤松大臣の発言の方が問題だ。

 許しがたい事件、事もあろうに医師が不同意堕胎。慈恵医大の精神科に別れを告げて何年になるだろう。いじけた医師による誠意の無い診療に嫌気がさしたからだが、根は深そうである。小林容疑者からは全ての地位や名誉を奪って、こんな腐りきった病院は即刻閉院するべきである。

 チャイコと言っても交響曲やセレナーデではない。チャイコフスキーの駄作とされている組曲第3番である。ろくにCDも無いこの曲だが、第4曲のロココ変奏曲は素晴らしい。それよりも何よりも、ここでのマゼールが素晴らしいのである。

 1963年と、マゼールとしては最初期の録音だが、後の力みや不自然な強弱やテンポの設定が無く、自然体でオーケストラを思い切りダイナミックにドライブし、絶妙のアゴーギクで曲の素晴らしさをかけらもおろそかにせず音にしている様は痛快である。最後のポロネーズではオーケストラが爆発する。本当に素晴らしい。

 それにしても、チャイコフスキーのカップリングがR.シュトラウスの「死と変容」とは、レコード会社は一体何を考えているのか。いずれにしてもこのチャイコは、マゼールの最高傑作のひとつだろう。

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 一度治ったものの、再発していた足の創傷(皮膚の壊死)が今度こそ完治した(と思われる)。もう再発する事が無いように万全を期そう。

 それにしても、長かった(ちょうど1年)、つらかった、恐かった(最悪の場合切断)。こんな思いは2度と嫌である。

 昔、「柔道一直線」というドラマが有ったが、国会議員をやりながら、本当に柔道が出来るのか。いくら強運の持ち主とは言え、人間的には、柔道しか知らない「子供」である。

 これが転落の始まりにならなければよいのだが。。。

 どうしてこんなに落ち込んでいるのだろう。ブログ記事を書く気にもなれない。このままブログが立ち消えになるのか。それだけは嫌だ。なんとかせねば。

 注文から何カ月待たされたのだろう。ようやく届いた。もともと名演名録音とされたCD。調べたところ、全曲盤でも数種類有るようである。この中では、写真で紹介している盤が、知られざる組曲を含み、音質も最も良いようである(最も音が良かったのは最良の条件で再生したLP、なお、カップリングの組曲は、曲を素っ裸にしたような表現でいただけない)。ジャケット写真中央部の四角がオリジナルLPのジャケットである。昔はこれで一辺30cmだった。各社在庫に限りが有るようなので、欲しい人はお早めに。。

 僕の「無人島の一枚(厳密には2枚)」である。

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 このグローフェという作曲家、この「グランド・キャニオン」とかガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」の編曲だけで有名な作曲家だが、こと駄曲と思われている「グランド・キャニオン」が、ドラティの魔術で名曲に変身する。とにかく、楽譜に書いてある事をそのまま音にしただけなのに、この変貌は何なのか。カップリングのガーシュイン「ポーギーとベス」も素晴らしい。

 ドラティは、1960年代までは、オーケストラ・ビルダーとしての名声は有ったものの、表現が作為的で、感動とはほど遠いものであった。そのドラティが、1970年代になって急変する。わざとらしい表情は影も形も無くなり、有るのは楽譜通りの純音楽のみ。最高傑作は、コンセルトヘボウとの「くるみ割り人形」全曲。これも楽譜通りに演奏しただけなのに、ハンガリー人特有のリズム感で音がはじけ飛ぶ様は、まさに円熟しきった名人芸であろう。

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