クリスタルCDというのが有るそうな。今日アマゾンから案内メールが来たのだが、クライバーのベートーヴェン5/7番で、かつてない音質のクリスタルガラスCDで、値段が200000円だと。
どんな材質でCD化しようが、16bit44.1kHzである事には違いは無い。それで音質で差を付けようとすれば、リミックスしかない。最近の24bit以上のオーバーサンプリングに最適化してマスタリングすれば、音質に差は出よう。ご親切に通常版のCDも付属するようだから、音質を比較するのも面白いかもしれないが、一度クリスタルCDからCD-Rにデジタル・コピーして聴き比べてみるがよい。デジタル・コピーである限り、クリスタルCDと音質的には変わらないはずである。入っているデータは1と0だけだから、材質と音質は関係ない事がわかるであろう。
それに、いかにクリスタルガラスといえども、樹脂ディスクに比べれば割れやすい。大枚はたいて買う人は、この辺も考慮する必要がある。また、樹脂ディスクより重いから、最悪の場合、CDプレーヤーを傷める可能性がある。
ベルトドライブだの純金箔だのクリスタルガラスだのと、色々出てくるが、16bit44.1kHzである限り、音質には限界があり、SACDでもない限り、音質に差は出ないのである。ましてやこんなCDに20万円も投資する必要は全く無い。演奏も、来日公演で見られたクライバーのベスト・パフォーマンスには足元にも及ばない。こんなふざけたボッタクリCDを買う奴の顔を見てみたい。

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