夜、教育テレビで歴史的名演が放送された。忘れもしないカルロス・クライバーのベト7である。
とにかく、指揮姿があんなにかっこいい指揮者は僕が生きている間には現れないだろう。変幻自在の指揮に追従するバイエルン国立オーケストラも素晴らしい。
この公演は追加公演で、チケット入手に並んで友達になった、白血病で今は亡き森嶋君の事を思い出した。ビデオでPCM録音したものをメタルテープで送ってくれたんだ。
僕のクライバー初体験は1981年スカラ座の「オテロ」。これで才能を確信し、86年の来日公演は全て聴いた。まさに絶頂期のクライバーの冴えまくったタクトである。この二年後、再びスカラ座で「ボエーム」も観た。これも素晴らしかった。
クライバー体験を思う存分出来た僕は、本当に幸せ者である。


昨晩の放送、鶴も見ました。
この公演にはいろいろな思いがあり 涙が流れました。
もちろん、聴きに行っておりません。
この日は、 上野の文化会館でポリーニのリサイタルがあり、そちらに行きました。
のちに教育テレビのクライバーの放送を見て、こちらに行けばよかった・・・と。
その後、クライバーとは縁がなく、結局一度も聴くことができませんでした。
腰の温泉治療のために日本に滞在していたという噂はありましたが。
マエストロさま、何度も聴かれていて本当にお幸せだと思います。
番組で池辺さんも言われていましたが、 コンサートチケット買うために徹夜でプレイガイドに並んでいた時代ってありましたね。とても懐かしいです。
鶴さん、コメントありがとうございました。
あのころは学生で青春真っ只中。親からの仕送りは見境なくコンサートやCDに消え、食事にも窮する始末。それでも、今でないと出来ない事だからと、ホロヴィッツの来日では銀座で徹夜し、クライバーをはじめとして、コンサートには通いづめでした。
早いもので、あれからもう22年も経ったのですね。最近、自分が行ったコンサート・ライヴがCD化されたり再放送されたりと、嬉しい出来事が立て続けにありました。
あの頃の自分は破天荒だったなと、当時を思い出して涙している時津でした。