「本当に満足の出来る体操人生だった」と言える冨田選手は幸せである。
僕は、自分の音楽人生に全く満足できない。幼少時から父親の妨害と暴力に晒され、精神力だけで続けた学生時代。高校2年で遂に力尽き、プランク、高卒を取って桐朋ディプロマへの入学後、ようやくまともになりかけたが、プロになって、お人好しで田舎者(カッペ)の僕は、格好のいじめ、潰しの対象となり、意地で弾いたコルンゴルトが辛うじて録音に残っている事で精一杯。
たらればは無しが原則だが、僕には当てはまらない。この才能で恵まれた環境だったら、今頃はスターである。これは自己愛でも負け惜しみでも無い。誰にも負けない自尊心、プライドに他ならない。


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