硫化水素自殺問題(深刻な二次被害も)

 ニュース23で報道されていた。「自死遺族連絡協議会」でも書いたが、硫化水素自殺が連鎖している。近所の住民や助けようとした親が中毒になったり、団地やホテルで大量の人が避難するなど、二次被害も深刻である。「自死遺族連絡協議会」では、かつて発生方法を書いていたが、消した。

 「苦しまずにきれいに死ねる」というのは真っ赤な嘘。体中に斑点が出て汚い死体になる。死に至るまでにも、俗に言われる「卵の腐ったような」強烈な臭いと頭痛に耐えなければならない。死に切れなかった場合は、深刻な後遺症が残る場合もある。仮に死ねたとしても、二次被害で周りの人が中毒になれば、人生の最後に犯罪を犯す事になり、遺族が賠償しなければならない可能性も有る。それでも、どうしても死にたい人は、別の手段を考えるべきである。

 ネット上に硫化水素発生方法を書いた場合、最悪の場合、殺人罪、そうでなくても殺人幇助罪、傷害罪など、色々な犯罪で刑罰を受ける可能性が有る。発生材料を売っているメーカーも、いい迷惑である。ネットワーカーの良識に期待したい。

 元はと言えば、日本が自殺大国である事が問題なのである。自殺が悪い事なのかどうかはわからない。しかし、人に迷惑をかける事は、「悪い事」である。

 まず、自殺しなくてもよい社会づくり、これが最優先である。手段はそれから。少なくとも、死にたい人も、そうでない人も、「人に迷惑をかけてはならない」(そういえば、矛盾するが、焼身自殺した僕の母親が最後に記した言葉は、「迷惑かけずに自殺は出来ない」だった)。人に迷惑をかけない事は、社会生活の基本である。

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