リタリン

 今日のNHK特報首都圏は、リタリンをはじめとするクスリの特集だった。リタリンを「うつ」に処方できなくなって、もう治まったかと思っていたが、まだまだリタリン中毒の人は多いという現実に唖然とした。「うつ」に処方できなくても、医者がカルテに「ナルコレプシー」と書けば処方してもらえる。

 精神に働きかける薬は数あれど、リタリンは格が違う。僕が飲んだのは、もう大昔だが、医者は依存性や禁断症状については何も告げず、「元気が出る薬」として処方された。処方された背景には、通常の抗うつ剤が効かないという現実が有った。

 以前も書いたが、リタリンを飲むと、集中力が高まり、行動力が湧いてくる。まさに「覚醒剤」である。これは普通の薬ではないという事はすぐにわかった。しかし僕の場合、医者に指示された一日二錠を守っていたからよかった。それでも、あまりの効果に気味が悪くなり、医者に頼んで止めてもらった。その時初めて医者は、「この薬は出来るなら飲まない方がいい」という事を言った。

 放送では、リタリンを「飲む」のではなく、スニッフ(粉にして鼻から吸う)している光景も映った。自分は経験が無いが、スニッフの方が遥かに劇的に効くのだそうだ。しかし、このような光景を放送するのはいかがなものか。

 現在僕は、向精神剤、抗不安剤、睡眠剤、抗うつ剤、狭心症の薬で精神に働きかける薬など、大量の薬を飲んでいる。まぎれもなく筋金入りの薬物中毒だろう。しかし、飲まないと正常な生活が出来ないのだから仕方が無い。それだけ重篤なPTSDなのである。

 早く薬を卒業したい。40代で白内障になったのも、薬(クロルプロマジン)が原因の可能性が有る。PTSDは本当にたちが悪い。治すには、とにかく「時間」が必要。それまでは、辛抱して薬を飲み続けるしか無い。

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このページは、Maestroが2008年4月 6日 11:25に書いたブログ記事です。

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